時々、基本に戻るは大切なことですね。
アドバンストでも、
初心者の心で見て、また違う面が見えることがありますよね。
今日の記事を最後まで読めば、デジタルサイネージの将来の役割が新たにわかるでしょう。
デジタルサイネージって何?
基本的には、ディスプレイを使って、デジタルコンテンツを放映する。プッシュ型メディアですね。
例えば、
- 展示会かショールームか受付のところ、ディスプレイにDVDプレーヤーをつないでコンテンツループを放映。
- 店の棚に小さいなディスプレイにUSBかSDカード挿してコンテンツループを放映。(電子POPというものです)
- 駅の柱に縦のモニターにSTBみたいな機器をつないで、広告のコンテンツループを放映。ネットワーク経由、そのSTBにコンテンツ更新ができる。
- ショッピングモールのタッチパネルに店舗案内が放映。
- 渋谷駅前みたいな大型ビジョンが広告などを放映。
- 会社の全支店の食堂や休憩室のディスプレイに広報情報と人事や総務の知らせを放映。
いろいろな使い方があるけれど大枠に5つのコンテンツレベルがある。
レベル 1. 空間デザイン:メッセージなし
一番ベーシックの使い方はメッセージもない。ただの空間デザインで使ってる。
メッセージが目的ではなく雰囲気を作るが目的です。
アパレルの店はよく使います。見たことあるでしょう。
ファッションモデルがファッションショーで歩く。
その映像がずっと繰り返す。もっと若い人の店で
サーフィンやスノーボードのコンテンツを放映する。
レベル 2. 電子看板:1つのメッセージ
レベル2のデジタルサイネージのコンテンツは1つのメッセージが目的になる。この使い方は普通の看板とほぼ一緒です。
店の名前かメニューボードだけを看板のように放映する。
または、「セール中」の一言を放映する。
近くの店の案内またはモールの地図のコンテンツも同様なレベルです。
レベル 3. ビルボードやデジタルポスター:1種類のメッセージだけ
レベル3のデジタルサイネージはビルボードやポスターのように使う。
屋外の大型ビジョンや駅の柱のディスプレイは、このタイプです。
コンテンツは1つの広告や複数の広告がほんとんどです。
コンテンツは定期的に更新されます。例えば、毎週。
この使い方のデジタルサイネージはポスターやビルボードのデジタル版です。
映像のコンテンツが放映できるので、ポスターと違う。そして、ネットで更新ができるので便利。
でも、ビジネスモデルは何も変わらない。今まで通りわかりやすいです。
レベル 4. デジタルメディア:ブランディングされたコミュニケーションチャンネル
現在の最大レベル4のデジタルサイネージには色なコンテンツが放映できる。
天気やニュースの情報…面白いコンテンツ…
広告も入れて自分の媒体を作ることはできる。
最近増えて来た店舗内メディアはレベル4デジタルサイネージです。
社内コミュニケーション用のデジタルサイネージも同じレベルだけど広告はない。
レベル 5. シェアード・コミュニティ・ツール:メディアを超え
デジタルメディアより高いレベルはあるでしょうか?
私はあると思います。まだ、例として数少ないですがこれからは出てくると思います。レベル5ではサイネージはメディアだけではなく、コミュニティの大切なツールになります。
デジタルメディアの場合(レベル4)、誰かが広告であるか会社情報発信であるか、何かの目的で一方的なコミュニケーションを行っている。
レベル5になった場合、デジタルサイネージがコミュニティ・ツールになる。人々が共通の目的のために使う。何のコミュニティは構いません。どんな仲間でも使えるでしょう。店と常連。会社の中。街のみんな。
例えば、とても小さいな街が店やパブリックなところをデジタルサイネージを使ってる場合。個人の家も使うことがある。その街の観光情報センターに来る人は興味をもっていれば、写真を撮ったり、ニックネームで町中のサイネージに情報発信します。
街を歩きながら自分の写真が「ようこそ」のメッセージと一緒に放映されます、街の人々に挨拶される。
逆にも使える。その街の最新情報やイベントの写真も放映します。観光の人でもすぐに街のことがわかる。
目的は街の掲示板みたいな物と観光客との交流。
また、会社の社内コミュニケーション用の場合。社内のゴールが発信できる。トラッキングもできる。
会社のセールスの目標やCSRの節電目標など。
目標が近づくほど、毎日見たら少しでもモチベーションが上がるでしょう。
特にランキングの形で見えたら。自分の支店はランキングに下がりたくないですよね。
これはプッシュメディアの力です。見なくてもいいのに、ついついみちゃう。無視はできない。当然、同じ情報はメールやイントラネットで発信できますが、なかなか見ないね。
デジタルサイネージは1つだけのレベルとは限らない。
レベル1から5まで、どれでも同時に使うことは可能です。
但し、ほんとんとのデジタルサイネージはまだレベル1から3までになります。
その理由は簡単です。レベル1から3はアナログと似てるものがあります。わかりやすい。新しいビジネスモデルや新しい考え方は特に必要ない。
レベル4からは新しい世界になります。まだ、何も決まってない。
でも、そんなに難しく考えなくてもいいです。
やりながら調整ができます。
試したものがいいほど続ければいい。
失敗したら勉強してすぐやめればいいです。
世の中にデジタルサイネージがレベル5の使い方が
出来たら、あらゆるコミュニティが活性化できる。
最近、私たちのPCとスマホが大切なツールななった
ようにデジタルサイネージも将来のデジタル環境の
大切な役割がある。
その将来をつくるのは私たちです。
サイネージサービスを提供してる私だけではなく…
あなたも。
この将来を早くつくるためには今までとちょっと違うデジタルサイネージシステムが必要です。でも、今回はここまでです。
次回:「デジタルサイネージシステムの3種類?」
デジタルサイネージがコミュニティ・ツールになるはどうしたら良いんでしょうか?
プッシュメディアの力 これは大きいのに個人ではうまく使えていないのが現状でしょう。
『自分のために』使えるようにして欲しいです。
コメントありがとう。
そうね。「自分のために」でいいと思う。その場合、誰が見て欲しいでしょうか?多分考え方が合う人。仲間ですね。その仲間は英語で「コミュニティ」という。それで「コミュニティづくりのツール」になる。日本語で言いたら「街おこし」の意味なっちゃうですね。本当は色々なコミュニティの意味にしたい。街の人、会社のスタッフ、店舗の客様、個人経営飲食店の常連客、NPOのサポーターなど。
最新仮想通貨が広がりつつあります。たとえば店なら仮想通貨と併用できる本日の商品として日替わりで告知するのは自然にでてくるでしょうね。でもそれも店からの広告に過ぎずコミュニティとはいえない。やはり参加型がいい。この店に行ったら分かる、その町の情報コミュニティ。たとえば私が構想している助け愛通価なら、そのエリアで一番人に喜ばれて感謝された人を日替わりランク、週替わりランク、月間ランクでその人のコメント入りメッセを紹介したらどうでしょう!一番助けられたお願い上手の顔も見てみたいね。いつもはすれ違うだけの人が実はいろんな個性を持っていて何か一緒に出来ることがあったんだと気づくとその街はいるだけで楽しくなるでしょう。その情報を発信した店や場所は自然に人が寄ってくる。商売人ならその情報を告知できるシステムを持ちたいと思うでしょう。世界のどこでも同じだと思う。そうなったら世界は一つになる。
コメントありがとうございます。
確かに情報が一方的の場合はコミュニティと言えない。人が参加するほど盛り上がって楽しくなってくる。ランキングを使うことは1つの面白い方法ですね。それぞれのコミュニティ(仲間、クラブ、サークル、チーム、常連たち、町の人など)は自分たちの活動に合わす方法が選択できる。今なら、モバイルアプリやSNSに連動するが一番わかりやすいと思う。フィンテックがもっと通常に使われるようになった時、もっと面白い可能性が増えてきますね。